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- 3つの検査方法
①咽頭麻酔のみを使用して、口から内視鏡を挿入する(経口内視鏡検査)
経口内視鏡検査は、口から内視鏡を挿入する従来からの検査方法です。内視鏡を挿入しやすくするため、喉に麻酔をします。内視鏡が舌の付け根に触れるのでえずき(咽頭反射)や、吐き気(嘔吐反射)が出る場合もありますが、経鼻内視鏡検査では原則できないとされる、大きな病巣の切除が可能であるなどのメリットがあります。
こんな方におすすめです
- 過去に鎮静剤(麻酔)を使用せず胃カメラ検査を受けても、あまり苦痛に感じなかった方
- ご自身で、胃カメラ検査中のモニターを見て確認したい方
- 検査当日に車、バイク、自転車などで来院し、お帰りの際にも運転される方
など
②鼻腔麻酔のみを使用して、鼻から内視鏡を挿入する(経鼻内視鏡検査)
経鼻内視鏡検査は、鼻から内視鏡を挿入する検査方法です。検査で使用する鼻腔麻酔薬は少量ですので、体への負担が少なく、検査後1時間程度が経過すれば、飲食や車の運転もしていただけます。
従来よりも細い径の内視鏡を使いますので、挿入がスムーズにでき、内視鏡が舌の付け根を刺激しづらいので、えずいたり吐き気を感じたりすることが少なく、楽に受けることができます。また、検査中も口がふさがれていませんので、医師と会話することができ、聞きたいことや気になることなどがすぐに伝えられます。
こんな方におすすめです
- えずき(咽頭反射)や吐き気(嘔吐反射)が強く出る方
- 過去に口からの胃カメラ検査を受け、苦痛に感じた方
- ご自身で、胃カメラ検査中のモニターを見て確認しておきたい方
- 検査当日に車やバイク、自転車などで来院し、お帰りの際もご自分で運転される方
など
③鎮静剤を使用して、口または鼻から内視鏡を挿入する
胃カメラ検査に対し不安がある方、恐怖心が強いなどの方には、鎮静剤を用いる静脈内鎮静法を行っています。ほぼ眠っているような状態で検査を行いますので、苦痛を感じることがほとんどありません。全身麻酔ではないため、大声で呼びかけると目を覚ますことができます。麻酔の効果は1~2時間程度続きますので、検査が終わってからも2時間ほど院内でゆっくりとお休みいただきます。また、検査当日はふらつき、眠気などが残る場合がありますので、車やバイクなどの運転はお控えください。
こんな方におすすめです
- 胃カメラ検査に強い不安や恐怖心がある方
- 過去に受けた胃カメラ検査で苦痛を感じた方
など